シャッターは、建物内に雨風が侵入するのを防ぎ、窓を保護する役割があると共に、防犯効果が期待できる設備です。こちらでは、施工されているシャッターの種類と、シャッター取付け工事の依頼から工事完了までの流れを説明します。
シャッターの種類を紹介します。一般的なタイプのシャッターから大型施設に使われるものまで、様々なタイプのシャッターがあります。
店舗や倉庫などに一般的に用いられるシャッターです。雨風の侵入を防ぐのと防犯に効果があります。このシャッターは軽量タイプのものが一般的で、手動での開け閉めが容易です。
建物には、建築基準法で定められた箇所に、防火設備を設置する必要があります 。防火シャッターは、その設備の中のひとつです。自動閉鎖装置システムでシャッターを開閉します。防火シャッターという名前の通り、耐火性能に優れた作りになっています。
自宅のガレージに取り付けるタイプのシャッターです。シャッターは自動開閉式にすることができ、自宅のガレージを雨風から守ります。施錠をすることで盗難防止にも効果があります。
重量シャッターは、工場や倉庫などの大型な施設に設置されているシャッターです。高い耐久性と耐候性があり、設置する場所の性質上高回数の開閉にも耐えられるよう設計されています。
上から下に開閉するシャッターとは違って、左右に開閉するタイプのシャッターです。アルミやステンレスの枠にガラスをはめ込んで施設内が見えるような設計にすることができ、商業施設の店舗などでよく用いられています。
窓に取り付けるシャッターです。取り付けることで、 強い雨や風の音を遮断すると共に、防犯効果も期待できます。ちなみにこの窓シャッターには、室内側から取り付け工事ができるタイプのものもあります。
シャッター取付け工事の施工計画から、工事完了までの流れを説明します。
ご相談を受けてから、お客様が希望するシャッターのタイプや条件などをヒアリングする段階です。
実際に現地に行き、採寸を行います。施工図を作成する時に必要な情報を収集して、まとめる作業です。
見積金額の提示と、最終的な打ち合わせを行います。この段階でお客様が希望する内容と、施工計画に誤差が無いかを確認してすり合わせていきます。
現地調査で集めた情報と、お客様とヒアリングしてまとめた希望を基にして施工図を作成します。この施工図を見ながら工事が進められていきますので、とても大事な工程です。
シャッターに関する部材を現地に搬入して、取付け工事を行います。シャッター部品の取付けだけではなく、床の高さの調整が必要になった場合は高さを調節し、レールを取り付けるための溝を作る工事も行います。
工事が完成したら、作業した周辺の清掃をし、機材を撤収したら完了です。依頼者様に確認してもらい引き渡しとなります。